シンガポール一般情報

面積

699平方キロメートル(東京23区(約700平方キロメートル)とほぼ同じ)

【外務省ホームページより】

人口・民族

約448万人(うちシンガポール人・永住者は361万人)
中華系75,2%、マレー系13,6%、インド系8,8%、その他2、4%

【外務省ホームページより】

言語

国語、国家/マレー語
公用語/英語、マレー語、中国語【北京語】、タミール語

宗教

仏教、回教、キリスト教、道教、イスラム教、ヒンドゥ教

気候

赤道に近いシンガポールは熱帯モンスーン*気候に属しているため、1年中湿度が高く、11月から1月にかけスコールが多い。

*熱帯モンスーン気候とは・・・

  • 弱い乾季(雨のあまり降らない時期)がおこる。
  • 乾季には木が枯れ、下草(雑草等)のみとなる。
  • 雨季の降水量は多く、多様な植物が生育する。
  • 熱帯雨林気候と同じく、午後はスコールの影響を受ける。

時差・サマータイム

時差は日本より1時間遅れ/サマータイムは日本同様ない。

日本からの飛行時間

直行便で約7時間

物価

シンガポールの物価は、日本とあまり違いないが、屋台などでは一食に\200~\300くらいで食事を済ませることができる。マンゴーなどの南国のフルーツは本場ならではのうれしい価格。交通機関は日本と比べかなり安く利用できる。しかし電化製品は多少日本よりは高価格。車の値段は特に高く、その背景には車の利用数をできるだけ少なくしようという考えがあるようだ。

為替レート

通貨・為替レート―シンガポール・ドル【記号はS$】
紙幣 ⇒$2,$5,$10,$20,$50,$100,$500,$1000,$1000
コイン⇒¢1、¢5、¢10、¢20、¢50、$1
※S$500、1,000、10,000札を見かけることはほとんどない。
シンガポールドル=\75.52

祝日

〔2008年の祝祭日〕

1月1日 元旦 2月7~8 旧暦の正月* 
3月21日 キリスト復活祭 5月1日 労働者の日
5月19日 仏教徒の祭日 8月9日 建国記念日
10月1日 イスラム教の祭日 10月28日ヒンズー教の祭日 
12月8日イスラム教の祭日 12月25日 クリスマス
(*の祝祭日は年によって変動あり)

シンガポールのシンボルマーライオン

上半身はライオンで下半身は魚

■全長8.6m■重さは70t

口から水を吐いた姿を見せる。 マーライオンのマー(Mer)はマーメイド【人魚姫】という意味がある。サンスクリット語でシンガ(ライオン)のプーラ(都)という意味を持つ国名の由来ともなった伝説上の動物。

交通便/公共交通機関

【交通便】

人口密度はとても高いが、道は渋滞しない。その大きな理由は車がとても高いことにある。小さい国だけに問題点をすぐ処理することができるシンガポール政府は一年間に売る新車の管理までをも行う。この主な理由は車の台数を制限し常に交通状態を緩和するための処置のようだ。 

【公共交通機関】

どの交通手段も非常に料金が安く便利。シンガポールには定期券や回数券はないが、日本でいうSuicaのようなチャージできるようなMRTカードというものがあり、約S$2で購入できる。急いでいる時に、運賃のカードをいちいち買う必要がない為交通機関を利用しているほとんどの方がMRTカードを持っている。

MRT【Mass Rapid Transit】高架鉄道・地下鉄は、シンガポール市民の足と呼ばれており、日本たとえるのなら山手線のような中心地をまわる利便性の抜群な交通手段。車内でのマナーは路上と同等で、マナー違反を行った場合(危険物を持ち込んだり、飲み食いをしたり、煙草を吸ったり)罰金が科せられる。

バスは地下鉄の運賃はS$1前後、バスも80セントからと安価。
通勤にかかる交通費は1カ月S$50~80程度と考えれば妥当だろう。


タクシーは日本と同様でメーター制。
日本では2キロが\710のところ、シンガポールでは最初の初乗り1kmはS$2.5~。
日本人のタクシーの利用者は多いようだ。

徴兵制度 【ナショナルサービス】

シンガポール軍は1971年にイギリス軍が撤退した後、結成され、以後18歳になる男子は2年間の徴兵制度を課せられるようになった。進学以外の理由で延期・猶予は認められていない。他の徴兵制度がある国と違うところは、選択肢が軍以外にもあることだ。「民間防衛隊」警察やである消防や救急などの選択肢もある。

大体の生活費

シンガポールは日本と物価の差がほとんどないため、生活費の出費は日本と同じくらいだと考えて良い。しかし、交通費がとても安いので、食事代を少しでも抑えれば一日S$20【約\1500】以内【朝・昼・夕食S$5計算、交通費は(滞在場所にもよるが)大体S$2~4程度の計算】で抑えられるだろう。シンガポールでは、日本で言うお祭りの時に出ている屋台のような店をよく目にする。そこで食事をすませてしまえば、とても安く、お得なのでお勧め。【家での自炊に頼ればなおさら食事代はうく。自炊で3食で考えれば、S$10以内ですむでしょう。】ただ、衛生面では保障ができないので、少しでも気になる方には、普通のフード店での食事をおすすめしたい。だいたい$20X 滞在日数で最低限の生活費を計算できる。その他、通信費(電話・インターネット等)・交遊費・旅行代などかかるが、個人差が大きいのでお答えするのは難しい。

最低の1ヶ月間の出費
食費【自炊】S$10day×30(a month)
交通費 S$5day×(a month)
交際費 S$25×8(a month)

※住む地域によって物価など若干異なりますが、この最低の一ヶ月間の出費は節約や、
一番の安値での生活をしながらでの予算になります。

現地の銀行

シンガポールに到着したら早めに銀行口座を開設したほうが良いであろう。シンガポールで銀行口座を持っていれば、シンガポールでの生活をしていく上で不便にならない。シンガポールでは家賃の支払いや、ユーティリティーの支払いなどを小切手・口座振替などキャッシュレスでの支払いが一般的なので、あればフル活用できる。シンガポールの銀行のシステムはかなり効率がよく、ATMはいたる所にあり、24時間稼動していて、日本での時間外手数料や、週末手数料などといった手数料なども一切掛からないので所持金を多く持つ必要がない。オンラインバンクシステムも充実しているのでネット上で支払いや残高確認の際にも便利だ。

【シンガポールの銀行リスト】

DBS (Development Bank of Singapore)
一番大手。支店、ATM台数シンガポールNo.1。
POSB(Post Office Saving Bank)
日本の郵便貯金のような感じ。
キャッシュカードはDBSと共通で使用できるので便利。
OCBC(Overseas Chinese Banking)
UOB(United Overseas Bank)

【口座開設に必要なもの】

◇身分証明書
パスポートや運転免許書がベスト。

◇エンプロイメントパス(ディペンダントパス,スチューデントパス)
※現地でスチューデントパスを申請する方は、申請前に入学許可書とパスポートを持って口座を開いた後にビザ申請をしたほうが効率が良いでしょう。

◇預金最低金額以上の現金(T/Cも可)
預金最低金額は銀行やプランによって違うので、調べましょう。

ATM事情

シンガポールのATMは24時間稼動していて、時間外手数料などはかからないので非常に便利です。画面は英語表示で、日本のATMと内容があまり変わりません。暗証番号、金額を入力するだけなので、そう難しくはないでしょう。

外国人労働者【技術系・専門職系外国人労働者】

シンガポールは、専門知識・技術をもった外国人労働者に対して完全な開放政策をとっており、そうした優秀な外国人をシンガポールに招致するために、さまざまな政策を採っている。外国から優秀な社員をシンガポールで雇用するコストおよび移転させるコストについて二重の課税控除が認められるなどの例がある。

単独労働者

政府は単独労働者の外国人雇用について、産業ごとに外国人採用の比率上限が設けており、
また外国人労働者ごとに月額で課微金が課せられるようになっている。

規制緩和の概要

全業種

2008年1月1日 Sパスの雇用上限を全従業員の15%から15%から25%に拡大
2008月3月1日 PEP制度適用範囲の拡大

建設・保守【プロセス】

2008年1月1日 シンガポール人正社員1人に対し、外国人を5人から7人に増員
2008年3月1日 MYE*採用枠対象外の労働者の実務経験を4年から念に引き下げ

海事

2008年1月1日 シンガポール人正社員1対し、外国人を3人から5人に増員

製造業

2008年1月1日 外国人の雇用上限を全従業員の60%から、65%以下に引き上げ

サービス

2008年1月1日 外国人の雇用上限を全従業員の45%から、50%以下に引き下げ

*Man Year Entitlement (MYE)とはプロジェクトの種類と規模に応じた採用枠。インド、スリランカ、タイ、バングラディッシュ、ミャンマー、フィリピン、パキスタン中国の労働者が対象。(人材省)

年金制度【CPF制度】

シンガポールには日本の年金、医療保険制度のような社会保険制度がない。しかしCPF【Central Provident Fund 】制度という中央積み立て基金がある。1955年に設立されたこの制度は、国民が給与の2割を国の管理下にある個々人の口座に積み立てることが義務付けられている。利用に応じて引き出せるよう、3種類【1.普通口座・2.メディセブ医療補助口座・3.特別口座】が作られる。そして、この口座からは教育費や医療費などの用途を国が承認さえしてくれれば、その利用に応じて積立金から払うことが可能になる。



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